ほわいとのパソコン講座

2007年1月,ようやく登場した新OS「Windows Vista」.
この新しいOSは,いろいろな新機能が追加されたのですが,
パソコンを選ぶのも一苦労,ということになります.
それで,自分が知っていることを紹介します.

サンワダイレクト
Sony Style(ソニースタイル)
エプソンダイレクト株式会社
富士通
2007年1月にようやく登場した Windows Vista. 自分もとても興味があり,様々な情報集めにいそしんでいました. 多くの方がご存知のとおり,Windows Vista を快適に動作させるには,高いパソコンの能力が必要!と簡単にしめくくることができます. ただ,どれくらいの性能が必要なのか,よくわからない場合があります. それで,購入の判断の助けとなる情報を紹介します.

では,実際に Windows Vista を動作させるために必要なスペックを考えました. ここでは,Windows Vista の新機能「Aero Glass」を動作させることができる,という基準で紹介します.
    CPU 最近の標準的なパソコンであれば,それほど気にすることはありません. 2.0GHz 程度のものであれば大丈夫でしょう.
    今はやりの Intel Core 2 Duo にしておくと安心だと思います.
    メモリ 起動した直後の状態で,メモリの使用量が512MBを超えます. そのため,最低でも1GBのメモリが必要になります. テレビを見たり,録画をするなど,マルチメディア処理をする場合には,2GB程度あると余裕ができると思います.
    デュアルチャネルアクセスの効果を生かすため,512MBを2枚,あるいは1GBを2枚,という選択肢が望ましいと思います.
    グラフィック機能 Windows Vista の目玉機能の一つである「Aero Glass」の動作は,グラフィック機能の性能いかんにかかっています. そのため,グラフィックボードはいいものがついているのが望ましいです.
    ただ,Intel G965 チップセットに搭載されているオンボードビデオ機能は,Aero Glass を動作させることが可能です. そのため,安価な Windows Vista パソコンを購入する(あるいは自作する)場合には,G965 チップセットを搭載したマザーボードを選択するのが肝要です.
    HDD たいていの場合は,HDDで問題になることはないと思います. 通常新規にパソコンを購入する場合には,最低でも80GB以上のHDDがついていると思います.
    各自でばらばらに購入する場合でも,2007年1月現在で最もコストパフォーマンスがいいHDDは,250GB〜300GBのものです.
こんな風にパーツごとに紹介しても「なんのこっちゃ?」という感じになると思いますので,具体的なメーカ製品を紹介します. すべて,「Aero Glass」はもちろん利用できるという前提です.

ひとくちにWindows Vistaといっても,様々な種類があります. よくわかっていないとどれがどれだかわからず,失敗してしまう可能性があります. よく調べてから選びましょう.
    Home Basic 一番安価なバージョンになります. 目玉機能である「Aero Glass」が動作しないので,知らずに購入するとがっくりするかもしれません.
    Home Premium 一般のユーザには一番おすすめするバージョンです. 目玉機能である「Aero Glass」が動作するので,一番適切だと思います.
    Business 一般のユーザ向けではなく,企業などで使うことを想定したバージョンです. 目玉機能である「Aero Glass」は動作しますが,Media Center機能が動作しないため,注意が必要です.
    Ultimate 上記3つのバージョンの機能をすべて備え,さらに新しい機能も独自に備えている,最もハイレベルなバージョンです. もちろん,目玉機能である「Aero Glass」が動作します.

ここで,「企業のパソコンで,Vistaを導入した方がいいかどうか」ということを悩むかもしれません. それに対するわたしの考えは「No」です.
見栄えや安定性はこれまでよりもよくなったかもしれませんが,各種ドライバやソフトウェアが対応しているか,ということが大きな問題となります. 実際,この点に関しては,不安だと思います. それで,「No」というわけです.
家庭用のパソコンでも,あわててVistaにアップグレードする,というのはおすすめしません. 自分がよく使うソフトが,Vistaに対応するかどうかよく確認をしてから,アップグレードするというのがいいです. Windows XP はけっこう安定しているので,あと1年〜2年は大丈夫でしょう.
もちろん,新規にパソコン本体を購入する場合には,Vista搭載パソコンを購入する,という選択で問題はないと思います.

Windows Vista を手に入れるには,「Vistaのみを購入する」「Vistaを搭載したパソコンを購入する」という2つの方法があります. 後者に関しては,この下の方で紹介しています. 前者に関しては,様々なショップで発売しています.
Windows Vista を購入するには,さらにいくつか方法があります.
    通常版のパッケージの購入
    アップグレード版のパッケージの購入
    DSP版のパッケージの購入
「通常版」は,普通に売られているもので,一番高価になります. マイクロソフトのサポートもついているので,初心者向きです. 初心者向きなのですが,自分でインストールしなくちゃいけないです.
「アップグレード版」は,これまで使っていたWindowsを,Windows Vistaに変更するためのものです. そのため,新規にパソコンにインストール,ということはできません. 必ず,新にインストールする際に,古いWindowsの存在をチェックします.
中級者以上におすすめなのが,「DSP版」です. これはとても安価で,ある程度Windowsのインストールの方法を知っているのであれば,絶対にお得になります. Home Premiumの場合,通常版は31,290円,アップグレード版は20,790円,DSP版は14,480円になります(ツクモ価格). 2007年1月に正式発売されてから,各メジャーメーカーから,VistaプレインストールPC(あらかじめ,Windows Vistaがインストールされているパソコンのこと)が数多く発売されています. そこで,メーカーに特集ページがあるものを紹介します.
とりあえずWindows Vistaが動作する,ということが最大の目標になります. 標準的なパソコンであれば動作なのですが,グラフィック機能に特に注意する必要があります.
デスクトップパソコンの場合は10万円未満で購入できるもの,ノートパソコンでは10万円強で購入できるものを想定しています. 通常の利用ではほとんど問題なく利用できるというものです. 性能が高いことに越したことはないけど,ある程度妥協したというくらいのパソコンです. CPU,メモリ,グラフィック,HDDのすべてが高性能,というのはなく,そのうち2つくらい妥協します.
デスクトップパソコンの場合は10万円強で購入できるもの,ノートパソコンでは20万円以内で購入できるものを想定しています. 通常の利用でも問題なく,動画編集などのマルチメディア処理をしてもほとんど問題なく利用できるというものです. 高性能なパソコンでWindows Vistaはらくらく動作して,さらに動画編集や3Dゲームなども十分堪能できると思います. そのためには,高クロックのCPU,十分なメモリ(1GB〜2GB),高速なグラフィックカード,大容量のHDDがすべて揃っていることが望ましいです.
デスクトップパソコンでは20万円程度のもの,ノートパソコンでは20万円を超える金額になるものを想定しています.


もう一つ,ねらい目となる情報があります. それは,「Windows XP搭載パソコンが,値引きされることが多い」ということです. Windows Vista が登場すれば,Windows XP は古いものになるため,安価に販売されることになります. たとえば,以下のようなキャンペーンが実施されています. Windows XP 自体はとても良いOSだったこともあるので,こういったパソコンを購入する,というのも手です.
最終更新日時 : 2008年 4月19日(土) 22時48分39秒