メモや記念日のポップアップ表示というのは，メモがある日や記念日にWtCalを起動すると開くウィンドウのことです． メモの指定時刻に開くウィンドウも同じくポップアップ表示です．

メモ設定や記念日設定で「起動時にポップアップ表示」にチェックをします．

ポップアップ表示プラグイン（WtCalPopupView）が必要になりますので，WtSeriesのページからダウンロードしてください．

バージョン1.04.4から，「マイホリデイ」という機能を導入しています．

右クリックメニューの「ツール」→「マイホリデイ」で，休日の設定が可能です．

また，'Holiday.txt' を参考にして，'MyHoliday.txt' というファイルを自分で修正することも可能です．

一日メモウィンドウを開くと，下に「マーク設定」ボタンと「マーク」のリストがあります． それを設定することにより，それぞれの日ごとに色やマークを変更できます．

メモ設定ウィンドウのメモマークの色設定とマークの形の設定は，デフォルトの文字色とマークです．

ディスプレイが24bit色以上の表示に対応していない場合（16bitや8bit色の場合），透明にならないことがあります． その場合は，環境設定ウィンドウの「フォントと色」タブの中の，「透明色」の設定を，白とか，赤とか，単純な色（白，赤，黒のような原色）に設定してみてください．

画面のプロパティで「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」という設定をしていると，フォントの縁がぼやけて表示されます． このぼやけた部分をWtCalが透明化できないため，表示が汚くなる場合があります．

このような場合は，「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」のチェックを外すようにしてください． 画面のプロパティの「効果」タブの中にチェックボックスがありますので，そこで設定してください． WindowsXPの場合，「ClearType」という設定に相当します．

あるいは，背景の透明化を「擬似的に透明」または「不透明」のモードで利用してください．

タスクトレーにWtCalのアイコンが表示されているかどうか確認してください． 表示されているなら，ウィンドウがどこか画面の外へ行ってしまった可能性が高いです．

この場合，ポップアップメニューの「オプション」→「初期位置に戻す」を選択してください． 画面左上にカレンダーが戻ります．

カレンダーの移動は，カレンダーの文字部分をドラッグすれば可能です． 完全に透明化されている状態では，カレンダーをドラッグさせるのが難しいですが，がんばってください．

簡単に移動させる方法としては，タスクトレーアイコンを右クリックしてメニューを表示し，「環境設定」→「透明化」タブ→「不透明」と選択すれば，カレンダーの背景が不透明になります． この状態であれば，マウスによるドラッグは簡単になります． 移動し終わった後に，再度透明化の設定を行えば元に戻ります．

環境設定の「その他2」タブの「画面外に出ないように調整」のチェックを外してください．

画面解像度を変更した場合などに，カレンダーが見えない位置に行ってしまう場合があり，それを自動的に防止するための機能です． ただし，フルスクリーンのソフトを起動した際に画面解像度を変更している場合があるため，表記のような現象が発生します．

現在修正中ですので，対処できるまでしばらくお待ちください．

「環境設定」の「マーク」タブに「マーク表示順序」の設定項目があります． この設定項目は，複数のマークを表示する場合に，どのような順序でマークを表示するかを設定するものです．

リストの上位のものから順番にマークを上書き表示しますので，リスト一番下のものが，カレンダーでは一番上に表示されます． このリストの順序を確認してください．

メモがある日になると，WtCalのタスクトレーアイコンが点滅します． 目障りだから点滅しないようにしたい，という場合は，次のようにします．

• 右クリックメニューの「ツール」→「メモ操作設定」を選択
• メモ操作設定ウィンドウの「各種設定」タブを開く
• 「メモ日はタスクトレーアイコンを変更する」のチェックを外す

プラグインを使うかどうかは，「プラグイン情報」のウィンドウで設定できます．

• 右クリックメニューの「プラグイン」→「プラグイン情報」を選択
• プラグイン情報ウィンドウで，使わないプラグインのチェックを外す